コトプレイスが考える現在の課題 | 未来の目標
バブル期から2000年代前半には、世の中で多くの公共施設が整備されてきました。
住んでいる人たちの暮らしを豊かにすることが目的であったはずが、いつしかハード(器となる建築)を整備することが目的となり、肝心のソフト(中身やコト)が伴わず、ハコモノと揶揄されるような存在になってしまいました。
自治体の財政状況が悪化し、人的リソースも限られる中で、公共施設は暮らしを豊かにするどころか、負債のように扱われるようになってしまいました。
人口減少や地域の衰退が進んでいく中、そんな不幸な建築をこれ以上増やす訳にはいきません。
コトプレイスでは、人と人とが合わさることで生まれるコトづくりを通じて、公共施設や公共空間が幸せな存在になること、まちにとって大切な経営資源にしていくことをテーマに活動していきます。